こんにちは。S株おじさんです。
私は株を始めてまだ数年ですが、SBI証券のS株を中心に、1株ずつ少しずつ買ってきました。続けてきたからこそ分かったこともあります。
そこで今回は、S株をまだ買ったことがない方に向けて、私の経験を交えながら入門記事を書いてみます。
「1株ずつ買うなんて、せこいのでは?」と思う人もいるかもしれません。でも、私はそうは思いません。
100株買える人は、100株買えばいい。私は、限られた資金でいくつもの会社に分けて投資し、配当を受け取りたい。そのためにS株を選んでいます。
S株は1株から買える
S株は、SBI証券で扱う単元未満株です。日本株は通常100株単位で売買しますが、S株なら1株から買えます。
たとえば、株価が3,000円の会社なら、100株買うには約30万円。S株なら約3,000円で1株買えます。配当金も、持っている株数に応じて受け取れます。
| 項目 | SBI証券のS株 |
|---|---|
| 買える株数 | 1株から |
| 配当金 | 保有株数に応じて受け取れる |
| 注文価格 | 指値はできない |
| 取引方法 | 現物取引 |
| NISA | 成長投資枠で購入できる |
S株では、「この株価になったら買う」という指値注文はできません。また、注文した瞬間に売買が成立するわけでもありません。
「1株だけ注文して、本当に買えるの?」と心配になる方もいると思います。私自身はこれまで何百回とS株を取引し、1株の注文も含めて、約定しなかった経験はありません。
ただし、これは私の経験です。注文すれば必ず約定するという意味ではありません。
注文すると、いつ・いくらで買える?
S株は、注文した瞬間の株価で買えるわけではありません。東証上場銘柄の場合、注文した時間によって、約定する予定の時間が決まります。
| 注文する時間 | 約定する予定の時間 |
|---|---|
| 0:00~7:00 | 当日9:00(午前の取引開始時) |
| 7:00~10:30 | 当日12:30(午後の取引開始時) |
| 10:30~14:00 | 当日15:30(その日の取引終了時) |
| 14:00~24:00 | 翌営業日9:00(午前の取引開始時) |
たとえば朝8時に注文すると、原則としてその日の12時30分、午後の取引開始時の株価で約定します。注文した時点では買える株価はまだ決まっていません。
**その日のうちに買いたいなら、午後2時より前に注文する。**これが覚えやすい目安です。ただし、注文しても取引が成立しない場合があります。土日・祝日など市場が休みの日は、その日の取引はありません。
NISAと特定口座では何が違う?
S株は、NISAの成長投資枠でも特定口座でも買えます。大きな違いは、配当金や売却益にかかる税金です。

NISAでは、配当金と売却益が非課税になります。一方、特定口座では原則として税金がかかります。もう一つの違いが、株を売って損をしたときの扱いです。
「損益通算」とは、利益から損失を差し引いて、税金の対象になる金額を計算することです。
たとえば、特定口座で売った株に1万円の利益が出て、別の株を売って4,000円の損失が出たとします。この場合、差し引いた6,000円が税金の対象になります。
ところが、その4,000円の損失がNISAで買った株から出たものなら、特定口座の利益から差し引けません。特定口座の1万円の利益が、そのまま税金の対象になります。これが、図にある「NISAの売却損は損益通算できない」という意味です。
次に、配当金の違いを1,000円の例で見てみます。

非課税の条件を満たしたNISAなら、配当金1,000円をそのまま受け取れます。一方、特定口座では税金が引かれ、受取額は約797円です。
1回では約203円の差ですが、配当を何度も受け取っていくなら、私には大きな違いです。NISAの枠を使えるのであれば、私はNISAで買いたいと思っています。
**NISAで買った国内株の配当を非課税で受け取るには、配当金の受取方法を「株式数比例配分方式」に設定しておく必要があります。**NISAで買うときには、この設定も確認しておきたいところです。
私のポートフォリオの組み方
私がまず中心に考えるのは、時価総額が大きく、株主への配当を大切にしている会社です。
高配当株を長く持つなら、今の配当利回りだけでなく、これからの配当も気になります。特に、会社が利益を伸ばし、**増配してくれれば、持っている株数が同じでも受け取る配当金は増えます。**私にとって、増配は配当を育てる大きな力です。
そこで、過去の増配実績や、配当を減らさず維持・増配していく「累進配当」の方針など、株主還元への姿勢を見ています。もちろん、将来も必ず増配されるとは限りません。業績や配当の推移も確かめながら、まずはそうした会社を中心に考えています。
そのうえで、業種が一つに偏らないよう、ほかの会社も少しずつ買い足していく。S株なら、一度に100株買わなくても、手元の資金に合わせて組み合わせられるところが、私には合っています。
ちなみに、私が実際に保有している日本株は、別の記事で紹介しています。分散する事によってリスクを無くす様に考えて買っています、どんな会社を組み合わせているか、よかったらご覧ください。
まとめ
ここまで書いてきたのは、あくまで私のS株の買い方です。どんな会社の株を何株買うかは、人それぞれ。自分の資金や考え方に合わせて決めればいいと思います。
S株なら、100株分のお金を用意しなくても、1株から始められます。気になる会社があれば、まずはその会社を調べてみる。そして、自分で納得できたら、1株買ってみる。そんな一歩から始めてみてはいかがでしょうか。


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